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10/09/04 クオート・スタッフィング(quote stuffing)
2010-09-04 Sat 14:20
NY市場の2010年5月6日の一時的暴落を覚えているでしょうか。2010年5月6日の株価急落を「フラッシュ・クラッシュ」と言うらしいです。

100904.gif

現在の株式取引は電子化されていて、しかもミリ秒単位の超高速売買ですので、誤発注をしてしまうと一瞬のうちに株価が暴落してしまいます。現在は個別株サーキットブレーカー・ルールがあるようなので短期間の暴落があると一時取引ストップされているらしいです。

2010年5月6日、この日は長いひげをつけて株価が戻ったからよかったものの、陰線で終わっていたら世界経済はまた大きく変わっていたかもしれません。陰線なら間違いなくブラック・サーズデイとなっていたでしょう。

1987年10月19日(月)のブラックマンデーは22.6%の暴落だったらしいので、今回の下落は9%程度でよかったと思います。電子化されているので誰かが暴落を仕掛けると次々とストップロスが発動して今まで考えられもしなかったような暴落になる可能性もありました。

今回は下落率こそ低かったものの、株数は1987年とは比べ物にならないほど多かったようです。「取引株数は192億株となり、ブラック・マンデーの6億株よりも格段に大きかった(大和総研)」らしいです。

それでもこれをきっかけに日経平均のほうは下落トレンドになってしまいました。ちょうど前日がゴールデンウィーク明けで-361.71円の大幅下落だったのに、このフラッシュ・クラッシュのおかげで次の日も暴落し-331.10円となり、2日で700円近くも下落してしまいました。


このフラッシュ・クラッシュに関して米証券取引委員会(SEC)が調査に乗り出しているようです。

大量の株式売買注文を出し、瞬時に注文を取り消す「クオートスタッフィング」と呼ばれる取引手法がフラッシュ・クラッシュを引き起こしたかもしれないと考えられているそうです。

http://jp.wsj.com/US/Economy/node_97330

米規制当局は、大量の株式の売買注文を出し、直後にそれを取り消す、いわゆる「クオート・スタッフィング(quote stuffing)」と呼ばれる取引慣行について、詳しい調査を行っている。

 事情に詳しい関係筋によると、米証券取引委員会(SEC)は、こうした取引慣行によって株価が故意に操作され、一部の投資家が不利な立場に置かれていないかどうか綿密な調査を開始した。

 SECは、ダウ工業株30種平均が数秒間で700ドルも急落した5月6日の、いわゆる「フラッシュ・クラッシュ」に、クオート・スタッフィングが何らかの役割を果たしたか、果たしたとすれば、どのようなものであったかという点に注目している。

 さらにSECは、瞬時の大量注文にかかわる別の慣行についても捜査を行っている。捜査に詳しい関係筋によると、対象となっているのは、大量の注文を異常に細かい単位、例えば10分の1セントなど実際の取引価格とは大幅にかけ離れた単位で小口化して出す手法だ。SECはこれが違法な相場操縦に利用された可能性を探っている。





確かに東証でも2010年1月からのアローヘッド(arrowhead)の導入で不自然な株価の動きが増えました。

ある特定の指値帯に、1秒間に数百回の株数が出されたり消されたりするような変な動きが出て、個人が指値で買いや売りの注文を出すと即座にその注文を約定させたりするような動きも出ました。

また、大量の資金で相場を操縦できる大口投資家が、下落トレンドで空売りしたあと株価を下落させ、買戻しで株価を上げないように最小単位で1秒間に数百回と買い戻し注文を出して利益を出したりと、わずかな値幅で確実に利益を出す投機行為が頻繁に行われるようになりました。

アローヘッドができたことでいい事が増えたかというと、大して利点は増えておらず、むしろ流動性が増すかといえば売買代金は増えるどころか個人はどんどん市場から離れていき売買代金は細っています。

むしろ短時間のアルゴリズム売買で、機関投資家が投機行為を頻繁に繰り返し行えるようになり、以前にも増して投資ではなく投機行為で儲けられるようになった(個人はより資金を奪われやすくなった)に過ぎないのではないでしょうか。

しかも短時間で乱高下させられるのでストップロスを狙った売買注文を出すようになり、より市場が荒れているような気がします。今のところアローヘッドの利点はほとんど感じられません。値動きが激しくて見ていて面白いとかその程度のことしかありません。利点ともいえないでしょう。

今更昔のように遅い売買に逆戻りすることはないと思いますが、単にアルゴリズム売買で投機行為が行えるだけでは個人投資家にとってアローヘッドの意味はないのではないでしょうか。




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