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11/04/01 東京電力について(2)
2011-04-01 Fri 18:30
先日の記事 11/03/30東京電力について の続き。

東京電力<9501>の株式が、29日の引けに正体不明の何ものかに(一部海外投資家という噂がありますが)4000万株(約186億円)一気に買われたようでした。翌日30日の寄り付きは、思惑と期待と交錯し上昇して寄り付いたようでした。

ただ、私はこのようなときに買ってはいけないと思っています(原発の状況が変わったわけではないから)。単なる思惑と需給で乱高下するだけですから、思いもよらない大きな損失を被る事があるからです。

しかもこのような状態の株式を信用取引で買うことは厳禁です。株価が大きく下落すれば損失が膨らみますし、急に増担保を求められたり、現金を求められたりするからです。

株価が安くなったから単純に買いということもいえなくて、例えば1500円の株価が1000円になれば約34%の下落ですが、同じ500円の下落でも600円が100円になると約83%の下落です。小額になるほど下落率は高くなります

時系列で見てみると株価が一時反発した18~22日で信用買いが増えています。その後の下落で狼狽売りした人もいるようですが、まだ430万株ほどの信用買いもあります。株価が下落すればさらに信用買いが増えていく可能性があるでしょう。そうなると、大口さんがさらに株価を暴落させて狼狽売りさせるという展開も考えられます。彼らはしっかり高値で空売りしているでしょうから。





まだ福島原発は予断を許さない状況ですし、ニュースでは毎日放射性物質流出のニュースが増えて、その放射線量も増えています。明らかに炉から放射性物質が漏れている状態で、今だ解決法が示されていません。

東京電力の原発はほぼ間違いなく廃炉になるでしょうし、福島原発を再稼動させるということは無いと思います。その処理費用もどのくらいかかるか分かりません。

また損害賠償もどのくらいになるか決まっていません。国がどのくらい負担するのかも決まっていません。

4月1日5時からの菅首相の会見では、民間企業なのでまずは東電が賠償を支払うと言っていました

本当に最後の最後に悪材料が出尽くしでセリングクライマックスになるまで買いには走らないほうがよいと思います

状況が不明確の時は一定方向に進む傾向は継続するので、下落はじわじわと進んでいる展開だと予想しています。




だとするなら、他の電力会社を見たほうがよいでしょう。○○電力という名前が付く電力会社は10社あります。
時価総額ランキングはこのようになっています

業種別時価総額順位

東京電力<9501> 1位 (現在は株価低迷で順位は低い)
中部電力<9502> 3位
関西電力<9503> 2位
中国電力<9504> 6位
北陸電力<9505> 8位
東北電力<9506> 4位
四国電力<9507> 7位
九州電力<9508> 5位
北海道電力<9509>10位
沖縄電力<9511> 11位



東京電力の大幅株価下落の影響を受けて、他の電力会社も大幅下落をしています。新規に原発を作るという計画はどこの電力会社も頓挫する可能性がありますが、すでに稼動している原発が稼動停止になるかというと、おそらく稼動したままでしょう。

とするなら、状況が特に悪化したわけでもないのに東電の影響で下落した他の電力会社は割安になれば買いだと思います。特に電力2位の関西電力<9503>は解散価値割れでPER12~3倍台。もしさらなる東電の株価下落と共に下落するなら、買いだと思います。

ということで私なら東電以外の電力会社を指値買いというところでしょうか。ボランティア等でいろいろ忙しいので、市場を見ている時間は無いので指値買いで対応するしか今のところありません。


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ところで、最近国会質問で自民党の礒崎陽輔という議員が

「首相が12日に原発を視察したことが初動に大きな禍根を残した。視察は政治的パフォーマンスではないか」

と質問しました。これを見て唖然としました。

原子力は絶対安全だといい続けて、原発利権といわれる政策を続けてきたのはどこの党だったでしょうか。

今まさに福島で原発の放射能漏れの危機が起こって、毎日放射線量が上昇している状況なのに、このようなくだらない質問で揚げ足を取って、震災復興のための貴重な時間を無駄に使っていることに驚きました。



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それから原発関連でもう1つ


大前研一さんは最近、福島第一原発問題で専門家としていろいろ発言をしています。

「私が4年前に日経のBPで柏崎原発。あの時に、日本の原子炉というのは、あれを無事に乗り越えた。(略)褒める点もあった、だけど、反省すべき点があるよと。こういう事を書きました。(略)この反省点を東電が真摯に受け入れて直してくれてれば、何の問題もなかった」



とYoutube(福島原発 政府東電の対応と東北再生のシナリオ)で言っていました。

ですが、最新の著書を見ると、そもそも原発は安全で、国内にたくさん作って世界にも輸出すべきという政策を掲げていたの大前さんなのです。

事故が起こった瞬間に一気に方向転換(?)して、実は自分は前々から問題点を指摘していたというような論調に変わっているような気がしました。さすがというかなんと言うか驚きました。

具体的には、彼は、「お金の流れが変わった!(2011年1月出版)」という最新著書の中で


P181~
「棚ぼた式に儲かる原子力発電」
P184~185
「原子炉建設が一基五000億円の大型ビジネスであることを考えると、これは日本にとって大変なチャンスである。2009年に東芝は(略)受注した。東芝が選ばれたのは、それだけ日本の技術力が信頼されている証拠だといっていい。」
「とにかく原子炉建設に関しては、日本企業が現在、非常に有利なポジションにいるのは間違いないから、いまこそ日本は原子力を「国技」として、そこに人材を優先的に投資すべき」
P185~189
「首都圏近郊に原子炉を作れ」
「日本も独自のニューディール政策を掲げ、国策として国内の原子力発電を推進しなければならない」
「炉心溶解が万が一起こっても、放射能はすべて中に閉じ込められて、あのように(チェルノブイリ原発事故)外部に漏れ出すことはない」
「原子力発電の安全性は以前とは比較にならないほど高まっている(略)なかでも日本の原子炉の安全性は群を抜いている」
「日本人は自国の原子力発電技術にもっと自信を持ったほうがいい」
「いまこそ日本は国策として原子炉建設を強力に推し進め、最強の輸出産業に育て上げるべきなのだ」
「そのためにはそれを妨げている要因を取り除かなければならない。最大のネックは原発は「怖い」「汚い」という国民の誤ったイメージだから、まずはそれを正すことに全力を挙げる」
「原発だからといってヒステリックになるのはおかしいのだ」
「国民の理解と合意が得られたら、ぜひ首都圏の近くに原子炉を作ってほしい」 



と書いていました。

要するに強力に国策による原発推進を進めていたのが大前研一さんでした。これだけ強力に国策による原発推進派だったのに、原発事故が起こった瞬間に「原発には反省点があって、この反省点を東電が真摯に受け入れて直してくれてれば、何の問題もなかった」というような感じで原子力専門家としてお話しをされています。確かに技術面のお話しが多く解説は非常に分かりやすいとネットでは評判ですが、彼が原子力推進派であったという事実はしっかり覚えておくべきでしょう。


今回の原発事故は、専門家というのが当てにならないこともあるということと、また、専門家は都合のいいように論調を変えて全く逆の立場をとり自己正当化することがあるという、2点において教訓になりました。




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